わたしの一言

2020年06月23日

わたしの学生時代

昭和20年3月に小学卒業でした。
その後は、汽車乗りの通学でした。まだ戦争中で汽車は混んでいたので、座席の間まで入ったり、郵便か馬を乗せる場所かに乗ったりしていました。
ホームが乗り降りの場所から外れ、低いところへ降りれば履物の歯が欠けるので、先に砂利のところへ降りました。
また、大雪で汽車が遅れ家へ帰ったり、駅に行ったときは出た後で線路を歩き駅近くの家に行き車を頼み、乗ったのが木炭車だから息ができないくらいの苦しさを我慢し学校へ行きました。
防空壕を掘ったり、縁の下に入ったりの生活でした。戦傷者へやる薬の袋を折ったりもしました。8月になり終戦となり、平和になりました。    (匿名)