わたしの一言

2020年06月23日

あじさい

梅雨の時期の花といって想い出すのは、「あじさい(紫陽花)」である。

しとしと降る雨に濡れて咲く花は、青紫ピンクがふんわりと混ざり合い、雨の日特有の空気の中によく似合う花である。

 

昔、この「あじさい」の花の色は、土のpH値(酸性度)によって決まる…と言われた記憶がある。酸性の土状態では“青色”になり、中性からアルカリの土状態では“ピンク色”になる。日本の土は弱酸性であることが多いので、青から青紫のあじさいになるのが多い。さらに“白色”は、色素を持たないので酸性アルカリ性のどちらの土でも白く咲くと言われた…そんな記憶が残っている

我が家にもこの時期、あちこちで“あじさい”が咲いている。
花が周りを縁取るような「ガクアジサイ」、こんもり花が盛り上がる「ホンアジサ
イ」。しとしと雨のこの時期、アジサイの花を楽しみたい。  (T・H)